10万再生獲得戦略ーSNSをバズらせるのは難しくない

いまやSNSの影響力は絶大。学生や主婦がSNSで大バズリして数十万、数百万再生を獲得していることもあります。ホテルや飲食店の方の話を聞くと、お客さんの投稿したSNS経由での予約が増えているといいます。

観光PRなどでは巨額の税金を投じて映像が作られますが、YouTubeで1,000再生に満たないことも。綺麗でカッコイイ映像を作りたいという気持ちは理解できるのですが、効果が数字に表れるコンテンツを作りたいと僕は思います。ということで、実際に僕が投稿した事例をもとにSNSでバズる方法を3つのタイプに分けて紹介します。

ショート動画のバズ戦略

まずはTikTokに投稿したショート動画から。アカウントを作成して1本だけ投稿した状態。投稿直後からじわじわと伸び始めて、3月20日の投稿初日に4,975再生となり、4月に入ってから爆伸びした例です。

Tip 1:「あ!え!お!」が出るネタ選び

何よりも大切なのはテーマ選び。コスパのいいお店やイタリア料理のレシピを調べる人はたくさんいるし、スロバキア料理を調べる人はきっと少ない。検索する人が多ければ多いほど、見てもらえる確率は高くなります。ただし、競合も多いので埋もれてしまうリスクもまた高くなってしまいます。

ですが、ショート動画の場合はスワイプするだけランダムな映像が流れてくるので、ニッチなキーワードでも視聴回数がゼロということはほとんどありません。なので、少数でも見てくれた人を離さない戦略が必要です。

下の図は、視聴時間と視聴維持率の関係。開始2秒で半数以上の人が動画をスワイプしてしまっていることが分かります。そう、動画の冒頭2秒が勝負どころ。ここをクリアすれば、最後まで動画を見てくれる確率は高まります。

では、どうすれば興味を持ってくれるか。それは「あっ!」とか「えっ!」とか「おお!」といった感心、驚きを与えることです。例えば「寿司食べ放題が1000円!」などといった分かりやすいキャッチは有効です。また、ニッチなテーマでも「スロバキア料理を作ったら大絶賛されました」(余談ですが、本当に美味しいです)など、友達が言っていたら思わず声に「え!」と声に出してしまうフレーズを入れるといいでしょう。

Tip 2:思考レベルを下げる

スマホゲームの広告で下手くそなプレイヤーを見て「なんでそうなるんだよwww」と思ったことはありませんか。あるいは、テレビの情報番組を見ていて、とっくに分かっているのに何回も同じ説明を繰り返しているのを見たことはありませんか。どうやらヒトは、自分のほうが賢いと思うと安心したり優越感に浸ったりしてしまうようです。

あえて語彙レベルを下げて、小学生でも分かるような言葉で説明したり、つっこみどころを用意しておくのもいいかもしれません。

Tip 3:1カット2秒まで

ヒトは2秒以上同じ情報を見ていると飽きてしまいます。展開が気になるような動画でない限り、1カットを短くしてテンポよく繋いでいきましょう。また、音声も同様に、言葉と言葉の間に無駄な空白があると離脱率が高くなってしまいます。

Tip 4:何度も見たくなる、シェアしたくなる

アルゴリズムの変更があるかもしれませんが、基本的にはどのSNSでもより多くの人が再生・コメント・シェア・保存をしてくれた投稿を優遇する傾向にあるようです。何度も見たくなるような映像や、誰かに教えたくなるような映像は伸びやすくなります。

たとえば、フィットネス動画は毎日見たりしますよね。あるいは、レシピ動画は家族や友人に「これが食べたい」と送ったりしますよね。そのようなシェアを誘うような動画は伸びやすい傾向にあります。

今回紹介した動画は旅行系のお得情報を紹介するものでした。

①人気観光地の
②ラグジュアリー感を味わえる
③お得なチケット

を紹介することで多くのシェア・保存を獲得でき、初回投稿で19万再生を達成できました。

長尺動画のバズ戦略

YouTubeなどで1分を超えるような動画はバズの難易度が高くなります。ショート動画のように自動的に再生されるわけではなく、再生するためにサムネイルをクリックするハードルと、再生してから視聴を維持してもらうためのハードルを超えなければいけません。では、どうすれば長尺動画でも再生数を増やせるでしょうか?

Tip5:バズっている動画の関連動画を狙う

カフェをオープンする時に緑茶ではなくコーヒーを売りにすることが多いのは、コーヒーのほうが売れるからです。ニーズのある分野に進出するのはビジネスの基本。では、動画の需要はどのように把握すればいいでしょうか?

それは簡単で、すでにバズっている動画を探せばいいのです。バズっているということは、すでに大勢の人が関心があるというのを証明してくれているわけです。また、YouTubeの場合は「関連動画」という形で、その動画を見た人が興味がありそうな動画をおすすめしてくれる機能があります。そのため、バズっている動画と同じテーマの動画を作れば関連動画に載って、再生してもらえる可能性が高くなります。

この動画の場合も、検索で流入した人は全体の1.4%にすぎず、ほとんどが関連動画やホーム画面のおすすめ(似たような動画を見ている人に表示される)からの流入です。

もちろん丸パクリは逆効果ですが、参考にした動画を自分なりの視点で再構成するといいでしょう。この動画は約15万再生のゆっくり系の動画で扱っていた外国の問題を、現地リポートという形で実際に現地に行って取材することで37万再生を達成しました。

丁寧に続けるバズ戦略

これまでの2つはSNSのアルゴリズムを利用して戦略的にバズる方法でした。しっかりと計画をすればバズらせることは難しくないものの、継続して同等以上クオリティのコンテンツを作り続ける必要があるため、ネタ切れが起きた時に一気に失速してしまいます。一発屋のようなアカウントであればいいのですが、長期的なファンづくりは体力的にも精神的にもつらいかもしれません。

最後に紹介するのは、丁寧にコンテンツをつくっていく方法です。10万再生を達成するまで2年近くかかっていますが、毎日安定して再生が続いています。

Tip 6:自分にしかできないことを見つける

結局はこれが何よりも大切で強力な要素です。自分のキャラクターを売りにしたり、スキルを磨いて教えられるようになったり。他にはない自分らしさをコンテンツにすることで唯一無二のものになり、信頼にも繋がります。

Tip7:とにかく続ける

これまでに3つのYouTubeチャンネルを収益化させていますが、最初の1ヶ月は再生回数が100回に満たないことがほとんどです。それでも自信を持って続けることが大切。そうしているうちにファンがついてくるようになります。

これはゲーム用のMODを作る方法をレクチャーするチュートリアル動画の統計です。かなりニッチな分野ではありますが、自分で試行錯誤しながら習得した技術を動画で解説したことで、99%以上の高評価を得ながら10万再生を達成することができました。

以上、SNSでバズる方法を紹介しましたが、狙ってもバズらないことも多々あります。投稿するタイミングに左右されることもあり、運要素も少なからず必要かもしれません。けれども、10万再生は達成できなくとも、バズるために考えたことは視聴者を満足させるために考えたことであり、無駄にはならないはずです。動画を見てくれるということは視聴者の時間をいただいているということなので、その時間を無駄にしないように、質の高いコンテンツを作っていきたいですね。